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MSDUとSystem Analyze Robot

データ統合、システム統合、BIツールなどをキーワードにしたパッケージ製品が沢山売られている。
SOAなどと言う言葉があたかも最新の技術であるかのように強調され、SOAツールなるものが売られたり、SOAによる業務システムの構築などが流行っている。しかしSOAは、システムやソフトを作るときには当然考えておかなければならない最低限の考え方であって、別に目新しい技術ではない。
世に出回っているSOAツールなるものは、システム構築の基本であるもうひとつの要素が考えられていないため、今までのシステム構築における問題点はまったく解決されていない。単に横文字に弱い日本人の自己満足を満たすだけになっている。

MSDU(Master Data Storage Unit)と言う名称でまとめた文書は、システム構築において最も重要な要素である、抽象化、汎用化手法について取りまとめたものである。
これ自体は、業務システムではないし、販売できるソフトではない。SOAを実現する上で基礎になる考え方である。

業務分析、データ構造を解析し、抽象化する作業(データモデリングなどと呼ばれているようだが)は大変な工数が掛かる上に、この作業をこなせる技術者は非常に少ない。世に多く居るSEにはとてもできない作業である。
SIの仕事なのだろうが、パッケージ販売が中心の今のSIにはこのような作業ができる人材は非常に少ない。
・・・これが日本のICTにまつわる一番の問題点なのだが。

System Analyze Robotとは、Web上で、必要な項目を入力することによって保有データ相互の矛盾であるとか、システム統合に際して問題になる点であるとか、業務分析の進め方であるとか、さらには統合化業務システム導入に当たってどの程度のコストが掛かるかを診断するWebアプリケーションである。

System Analyze Robotについてもっと詳しく知りたい方は、こちらへcontact@cat.jp。(^-^ ) ニコッ

   

Posted by Jun Takemura | Category: Concept Design | 0 comments |

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