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ゴミ

何かを知りたい時、昔は辞書を引きました。今は、インターネットで検索。
一見とても便利なように感じるが、実際のところ本当に便利なのだろうか。
目的の情報にいかにして早く辿り付けるか。そのために日々検索アルゴリズムを検討し、進化している。
ところがである。
インターネットの普及に伴って、低コストで宣伝に使えることが分かり、少ない初期投資で、様々なビジネスが簡単に展開できることが分かってきたことから、様相が変わってきた。
もともと、人と人とのつながりを補完する道具であったインターネットではあらかじめつながりが無ければ、いくら情報を「発信」してもその情報はどこにも伝わることはない。
インターネットだけではマスコミュニケーションとしての機能を果たすことはできない。
それを補う方法として考え出されたのが検索サイトの利用である。
P1010029-480-000.jpg膨大な情報の中から必要な情報を取り出すことを目的として誕生した検索サイトだが、その検索サイトの機能を悪用してつながりが無いところにも情報を送り込むことができるように考えるようになった。
つまり、伝えたい情報を検索で引っ掛かるようにすれば良い。
さらに検索で引っ掛かる情報はひとつではないところから、なるべく候補リストの上位に表示されるように工夫するようになってきた。
このように検索に引っ掛かりやすく工夫された情報は、多くの場合、目的とする知りたい情報ではない。こうしたゴミ情報が増えたおかげで検索の価値が大幅に低下してきている。
一方、検索サイトは、検索機能の充実、効率化を目指し、インターネット上に無数の検索パケットを飛ばすようになった。
ゴミ情報をふるい落とし機能が実装されれば、それをすり抜ける方法を考え出す。
こうしてゴミパケットが大量にインターネット上を流れることになる。

こんなインターネットがいったいなんの役に立つのだろうか。

インターネットはPtoPだけにした方が使える!!

   

Posted by Jun Takemura | Category: いろいろと | 0 comments |

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