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最近・・・

なにやら最近、このBlogのアクセスが増えてきたような・・・
某MLに投稿したせいなのか。
それとも、某氏が、Blogのとある記事(無題)を紹介してくれたせいなのか。

SNSの次はSecond Life?
バーチャル何とかと言うのが好きなようですね。

INTERNETは、技術者や研究者などが利用する性善説に基づいたPtoM、MtoPにも使えるPtoPのネットワークだった。
それが爆発的な利用者(しかも専門家以外の人がほとんど)の増加によって、社会構造(あらゆる面での)がINTERNETの世界に持ち込まれてきた。
リソースの配分、管理、経路制御、様々な局面で技術的視点からだけでは対応ができなくなってきた。

JUNETからJUNET協会になった頃あたりから、社会構造がINTERNETの世界に反映されるようになり、なにやら怪しげな状況になってきた。
INTERNETの世界には、UNIXの文化を基礎にしていると考えていた。利用者自らが作り上げる、それがINTERNET。そう考えてきた。専門家だけのネットワークだった時はそれで良かった。
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「利用者自らが作り上げる」それはボトムアップを意味する。行政機構にINTERNETに関する管理機構を作り、制度、法律を作る。そうではなく民間の団体が制度を作り、利用者合意の基に管理運営していく。そういう道を選択し作られたのがJPNICであったと思っている。
これは大きなリスクを伴う大変な選択である。専門家だけのネットワークであれば容易に実現できるだろうが。社会構造がINTERNETに反映されるようになった時点で大きな問題を抱えてしまうことになる。
利害の対立する複数の組織を取りまとめていかなければならない。常に利害の対立する複数の組織から等距離を置かなければならない。同業者組合ではその実現は難しい。Non Profitな組織が中心になり、管理組織自体をNon Profitにすることがもっとも有効な方法であろうことは容易に推測が付くと思う。
残念ながら、今のJPNICの実態はこれとはかけ離れている。
JPNICの会員は年々減少している。それはJPNIC会員としてのBenefitが不明確だから減っているのではなく、中立性(公益性)、調整能力に疑問を感じているから減っていると推測される。
Non Profit性を全面に出し、JPICの使命を明確にしていくことが重要である。政策立案過程においては、一部の人だけで決定されていると言う印象を与えないように細心の注意を払わなければならない。さらにNon Profit性を全面に押し出すことから、政策決定の中心はNon Profitでなければならない。

   

Posted by Jun Takemura | Category: JPNIC | 0 comments |

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